NO IMAGE

NFT 始め方 購入方法を4ステップで解説

  • 2023年8月9日
  • 2023年8月10日
  • NFT
NFT NO IMAGE

 

NFT、NFTアートとは

NFTとは

NFT(Non-Fungible Token。代替不可能なトークン)は改ざん、複製が不可能なデジタルデータです。
改ざんできない理由は、ブロックチェーン上で発行されたデジタルデータだから。

ブロックチェーンとは、取引記録を一本の鎖のようにつなげて関連させる記録技術です。
ある取引記録を改ざんしても、そこから繋がった他の取引との整合性がおかしくなるのでわかります。

全ての取引記録を改ざんすることは不可能なので、ブロックチェーンは改ざん不可能な仕組みとされています。

NFTアートとは

NFTアートは、NFTを用いて作られたデジタルアートです。

例えばピクセルの絵やデジタルイラスト、音楽などがあります。

これまでもデジタルアートは数多くありましたが、コピー・改ざんが容易でした。

ブロックチェーン技術によって改ざんが不可能になり、デジタルデータに本物のアートとしての価値が生まれました。
それがNFTアートです。

NFTアートの特徴

唯一無二

先にお話しした通り、NFTアートは改ざんや複製が不可能です。

同じ見た目のデジタルアートが2枚あっても、どちらが本物かは一目でわかります。
シリアルナンバーのあるデジタルイラスト、と思ってもらえるとわかりやすいでしょう。

誰でも出品できる:デジタルデータならなんでもOK

NFTアートは誰でも出品できます。
また、絵・写真・音楽などデジタルデータならなんでもOKです。

例えばデジタルツールで手書きした「Test」という文字。

これをNFTとして販売したところ、なんと約3,000万円の価格がついた例があります。

このように絵が描けなくとも、何かをデジタルデータにすれば出品できます。

クリエイターにちゃんと利益が還元される

NFTアートはクリエイターに利益が還元されやすい構造になっています。

理由は次の二つ。

  • 仲介業者による中抜きがない
  • 二次流通の売り上げもクリエイターに還元される

仲介業者による中抜きがない

現実のアートの世界では、仲介による利益の中抜きが当たり前に行われてきました。

音楽事務所に所属するアーティストは、自分の曲が売れたときその売り上げの数%しか受け取れません。

しかしNFTアートでは、出品者と購入者が直接つながる仕組みなので中抜きはありません。

二次流通の売上もクリエイターに還元される

NFTアートでは一人目の購入者が別の人に売った場合も、アート製作者に売り上げの一部が入るようになっています。

現実の世界では中古のCDが売れても、アーティストに売り上げは入りませんよね?
いつ、いくらで売れたかなどが追跡できないからです。

しかしNFTアートの売買は全てブロックチェーンで記録されており、
取引に対して何%還元されるかをクリエイターが設定できます。

そのためNFTアートでは盛んに二次売買が行われ、クリエイター自身もそれを推奨することが多いです。

NFTアートを売買するメリット

クリエイターと関わりを持てる

NFTアートのいいところはクリエイターと購入者の距離が近いところです。
多くのクリエイターと購入者が、売買の後にメッセージのやり取りやSNSで関わりを持っています。

実際にぼくが購入したNFTアートは、いずれもアーティストの方から直接メッセージをいただいたり、
継続してやりとりしています。

笑っているのーらん
のーらん
自分が素敵だと思ったアートの作者と
直接やりとりできるのは嬉しいですね。

投資になる。儲かる

NFTアートは自分が買ったとき以上に高く売れることも多いです。
*絶対儲かると保証するわけではありません。

駆け出しのクリエイターの作品を早いうちに買っておき、そのクリエイターが注目されれば
所持しているアートはより高く売れるでしょう。

そしてNFTはまだまだできたばかりの市場。
言うなればほとんどのアーティストが駆け出しなので、誰が今後有名になってもおかしくありません。

こうした投資目的でNFTアートを購入している人も多くいます。

NFT分野の勉強になる

NFTはアートにとどまらず、ゲームやチャリティなど多くの媒体で活用され始めています。

今後はもっと私たちの生活で、当たり前に使われていくでしょう。

今のうちに触れておくことで、今後新しいサービスが登場したときに、よりお得に使いこなせるかもれません。

NFTアートの例

実際にNFTアートにはどんな作品があるのでしょうか。

国内NFTアートの例

せきぐちあいみさんのVRアート

VRアーティスト、せきぐちあいみさんのNFT作品です。
約1,300万円で落札されました。

国内NFTでここまでの値段がついたのは、せきぐちあいみさんの作品が初めてでしょう。

From the Fragments of Tezuka Osamu

日本を代表する漫画家、手塚治虫先生の原稿を元にしたNFTアートプロジェクトです。

今は販売終了していますが、2021年12月15日〜開催されたオークションでは約5,300万
円の値段がつき、現在国内最高額のNFTとされています。

これまで販売されたものは全て売り切れていますが、今後新たなコレクションが発表されるかもしれません。

手塚治虫NFTに関しては、こちらの記事をご覧ください。

おにぎりまん

おにぎりまんさんは日本のトップNFTクリエイターです。
「可愛い女の子」がモチーフの作品を展開しています。

所有者にはなんとあの関口メンディーさんも。

NFT界には欠かせない人なので要チェックですよ。

海外NFTアートの例

CryptoPunks

世界を代表するNFTアートです。

「ただのドット絵じゃん」

と思われるかもしれませんが、もっとも高いもので約27億円で売却されているんです。
驚きですよね。

海外のNFTは、ジェネラティブと呼ばれるプラグラミングで自動生成されたものが多いです。

なので絵のクオリティというより、話題性やマーケティングによって値段が左右される傾向があります。

国内NFTは、一点一点手書きで作成されたものが多いです。

BAYC

Bored Ape Yacht Club。略してBAYC。
CryptoPunksと並び、世界的に有名なNFTアートです。

気だるそうな表情をした猿が、さまざまな服やアクセサリーを身につけているのが特徴。
高いものでは約3億円以上の値段がついてます。

エイベックスの元CEO松浦勝人氏も所有しています。

TwitterCEOジャック・ドーシーのツイート

これまで紹介したような「アート」ではありませんが、ただのツイートが売れた例も。

それがTwitter社のCEO、ジャック・ドーシー氏の初ツイートです。
価格は約3億1640万円。

イラストに限らず、デジタルデータならなんでも販売できるのがNFTの面白いところですね。

NFTアートはどこでかえる?

NFTを売買するためのマーケットプレイスが存在します。

有名なのは次の3つです。

  • Opensea
  • Rarible
  • 
Coincheck NFT

特にOpenseaは代表的な存在なので、必ずチェックしておきましょう。

Raribleは世界的にはとても大きなマーケットですが、国内ではあまり活発じゃありません。

Coincheck NFTは、暗号資産取引のCoincheckが立ち上げたマーケットです。
規模はまだそこまで大きくありませんが、初心者でも使いやすくなっています。

NFTの始め方:購入方法4ステップ

1.暗号資産取引所のアカウント作成

NFTは暗号資産を使って取引されます。
なのでまずは暗号資産を購入するための口座を作りましょう。

おすすめはCoincheckです。
使いやすく、国内最大規模の利用者数で安心して使えます。

2.暗号資産の購入

購入する暗号資産の種類

購入するのはイーサリアム(ETH)という暗号資産です。

購入する金額

Openseaで購入したい作品を探し、その金額分イーサリアムを購入しましょう。

イーサリアムが日本円でいくらになるかは、こちらのサイトで確認できます。

手数料がかかるので、少し余分に用意しておいてください。
最初は数千円程度で十分でしょう。

イーサリアムが購入できたら、メタマスクに送金します。

暗号資産の購入方法、送金方法はこちらの記事をご覧ください。

3.デジタルウォレットを作成

暗号資産取引所は銀行口座のようなものです。
買い物をするために財布となる「デジタルウォレット」が必要になります。

と言ってもソフトをインストールするだけ。

もっともよく使われるのは「メタマスク」というウォレットです。

メタマスクのインストール方法はこちらの記事をご覧ください。

4.暗号資産取引所からウォレットに送金

取引所で暗号資産を購入し、メタマスクに送金します。

メタマスクへの送金方法リンク

5.NFTマーケットプレイスでNFTを購入

メタマスクにイーサリアムが入ったら、あとはマーケットプレイスで購入するだけです。

ここではOpenseaを例に解説します。

①Twitterで購入したい作品を探す

Openseaサイト内の検索は使いにくいです。

NFTを出品している方のほとんどはTwitterもしているので、
そちらで探した方が見つけやすいですよ。

クリエイターの人柄も知れますしね。

「NFT」や「NFTアート」などで検索しましょう。

②Openseaにアクセス

Openseaにアクセスしてください。

このときURLがopensea.ioか必ず確認しましょう!
偽サイトが存在し、そちらで購入手続きをするとお金を抜き取られてしまいます。

以下の手順で公式サイトを探すのがおすすめです。

  1. TwitterでOpensea公式アカウントを探す
    (公式マーク、フォロワー数で判断)
  2. プロフィールのリンクにアクセス

暗号資産、NFT関連は詐欺サイトが多いので
この手順でアクセスすると安全ですよ。

アクセスできたらOpenseaにメタマスクを接続します。

③Openseaサイトで購入したいクリエイターを検索

Openseaの検索に、クリエイターやコレクションの名前を入力します。

作品の雰囲気ごとにまとめたものが「コレクション」です。
多くのクリエイターは数種類のコレクションに分けて出品しています。

④作品を購入

購入したい作品を選択してください。

BUY NOWと表示されないものは、売り切れということです。

検索フィルターでBUY NOWを選択すると、購入可能な作品のみ表示されます。

「BUY」ボタンをクリック。

〜をクリック。
この時点ではまだ購入されません。

メタマスクが起動し、最終的な購入金額が表示されます。
作品代+ガス代(手数料)が購入金額です。

ガス代は曜日や時間によって変動します。

日本時間の夜が比較的安く、2,000〜3,000円程度です。

また、数秒ごとにガス代は更新されるのでこの画面でガス代が下がるのを待つこともできます。

待ってる間に買われてしまう可能性もあるのでご注意を!

購入手続きには時間がかかることがあります。
しばらく待ちましょう。

この画面が表示されれば購入完了です。

Openseで購入したNFTの見方

所有しているNFTはCollectedのタブで確認できます。

NFTの始め方 購入方法まとめ

もう一度購入手順をまとめておきます。

  1. 暗号資産取引所の口座を開設
  2. 暗号資産を購入
  3. デジタルウォレットメタマスクの作成
  4. メタマスクに暗号資産を送金
  5. マーケットプレイスで購入

正直最初は大変です。

ぼくも相当調べながら、不安になりながら購入しました。

ですがその分初めてNFTを購入したときはとても感動します。
ぜひあなたもNFTオーナーになってみましょう。

もしわからないことがあればTwitterのDMから気軽に質問してください!

のーらんTwitter

NO IMAGE
Follow me! /